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CULTURE / カルチャー

古内東子 / INTERVIEW

日本最高峰のSOUL SINGERが遂に登場!!プロのミュージシャンが羨む秘密がこれで明らかになる!!


Interview. 古内東子   Interviewer 遠藤博美(SIDEMILITIAinc. 代表)


 

・古内東子 Official Web Site


・古内東子 Official Twitter


・古内東子 Official Blog


 

● 95年に古内さんの音楽に出逢って、ライヴにも行って、現在の様にインタヴューするような立場で無い時からずっとお話を聞いてみたかった方です。


『何故この事を聞いてくれないんだ!』と年間でも定期的にお客さんと話している位です。


 

  古内


はい、分かりました(笑)。


 

● 僕は女性アーティストで<ARETHA FRANKLIN>と<SARAH VAUGHAN>のアルバムを可成りの枚数所有し/聴いていますが、それでも“1番多くアルバムがラックに並び、聴いている”のは【 古内東子さん 】です。


 

  古内


えっ!?本当ですか(笑)。


 

● そうなんですよ。なので『本当に今日は有り難う御座います!』って感じなんですよ(笑)。


僕の質問は、ちょっと不思議な印象かもしれませんので、ゆっくりと考えて頂いても結構です。


たとえ1問で終わったとしても、その方が【 伝わる意味 】が有ると思いますので。


それでは、宜しくお願い致します。


 

  古内


ハイ。


 

● 最新作「PURPLE」を一足先に聴かせて貰いました。


後の質問でもその辺を触れていますが、<avex>移籍後は特に【 エレガントな雰囲気 】を強く感じているので、更にその印象が強くなりましたし、とても素直に【 向かいたい方向性、求める感受性 】に身を任せて、深く滑らかに表現しているアルバムと思いました。


特に好きなナンバーは6曲目に収録されている< 涙 >です。今までに感じた事の無い古内さんの「スムーズ(滑らか)でメロウ」なグルーヴ感にドキッとしました。素敵なアルバムですね。


どうですか?僕の感想や他のインタヴュアーの感想を聞いていて。


 

  古内


意外と完成してみたら、【 華やか 】と言うか何だろう‥う〜ん【 シットリしている感じ 】では無いと思う。よく言われますが(微笑)。


結果論ですね、一緒に今回組んだプロデューサー【 河野 伸 】さんと、初めて1枚のアルバムを全て制作したのですけど、割と"派手"では無いですけど【 華やか 】な感じがしますね。


<LOVE SONGS>って曲から始まり‥【 凄いスローな曲 】も少ないですしね。


 

● どんな人間でも、幾ら好きでも突き詰めたりすると、対極な「物や事柄」を求めてしまいます。


古内さんの代表するナンバー(誰よりも好きなのに)でもその様な表現をしている詩がありますよね?


【 愛/恋愛 】については、永遠に「最終の答え」が出ないものと理解はしていますし、実は人間のあらゆる「感情」や「表情」を表現出来る幅広い題材だと。


恋愛の描写で、“ ポリティカルなメッセージ ”ですら入れる事が出来ると思います。


それでも、古内さんの一般的に浸透している「恋愛のイメージ」との【 対極な全く違う世界観 】を全面に表現したくなる「葛藤/反発心」なんかを思ったりしませんか?


 

  古内


(即答で)全く無いです。一度も思った事がないですね。


何か‥そうだなぁー‥私自身が人の曲を聴く時も割と【 ラブソング 】が多いですね、私が女性って事も拘っていると思いますが。


あんまり、それこそ"ポリティカル"や"世界平和"のメッセージ等の大き過ぎる事柄より、もっと【 狭い(身近な)人間の感情 】とか、【 人と人との感情描写 】を表現している曲が好きだし。


【 自分が聴きたいものを創る 】っていう誰もが持っているベーシックな事だと私は思います。


勿論、興味が有る事は沢山有りますし、いつも【 恋愛の事だけ 】を考えて生きている訳では無いし(笑)、恋をしていない時もあるんでしょうし‥。


けど、別に<ワインが好き>とか<料理が好き>とか<スポーツ見て感じた事>とか<友達と語り合った事>とか、凄い沢山"大切な出来事"や"興味が有る事"は沢山有るけど、それが【 歌になる事 】はけっして無いんですよねぇ。


それが何故かは分からないんですけど、凄い感動した/興味が有るから何でも歌になる訳ではないんで、【 恋愛は特別な位置に有る 】っていうか。


多分1曲も無いんですよね。書き方が分からないのかも知れないなぁ(微笑)。


 

● それでは古内さんを【 クリエイター 】として質問します。


音楽以外で同じ様に、自分を表現する事を【 上手く形に表せる 】としたら何が有りそうですか?


僕のリクエストになりますが、【 小説 】や【 映画 】などの音楽と違った「長編ストーリー」を本当に読んでみたい/観てみたいんですが‥。


 

  古内


出来そうかどうかは別として、此処2年位は【 脚本 】を凄い書いてみたいんですよね。


まだ何もしていませんし、映像とかも未だ分かりませんが<ショートムービー>とかの脚本をピンポイントでしてみたいんです。


ラブストーリーなんだけど、最終的には毎回、30分/1時間の【連ドラ】を書いてみたいな(笑)。


夢はそこで、『最近は面白い恋愛ドラマが無いなぁ』って思っていて、凄いリアリティーが有るやつが無いし、そういうのが観てみたいんです。


長い台詞では無く、短くてもなんか凄い良くて、毎回「ほろっ」としてしまう場面が有る(微笑)連ドラを手掛けるのが【 夢 】ですね。


 

● 映画ですと1本で終わり長いですし、連ドラだと細かく色んな感情を区切って表現出来ますもんね。


それこそ「アルバム」に僕は近い感じがします。


 

  古内


あっ、そうですね!


あと遠藤さんが言われた様に『小説は?』って沢山の方から聞かれるのですが、私自身は全く読まないですし、「長距離ランナー」では無い気がするんですよね。


書くなら「短編」だし、確かに【 曲を書く形に近い 】ですよね。


 

● 僕は古内さんの音楽をイベントで流す時に<STEVIE WONDER>や<CURTIS MAYFIELD>と並べて流す時が多いです。


そう、70年代の【 ニューソウル時代 】を聴いた時と同じ気持ち良さや空気感を感じるのです。


古内さん自身としては、ファンが捉えてるのは「シンガーソングライター」として/「ソウル」として/「ポップス」としての、どの側面が多くいらっしゃると思いますか?


 

  古内


う〜ん‥。何と無く勝手な分析になりますけど男性は【 音(楽曲)を集中して聴いている 】方が多い様な感じがします。


以前に海外ミュージシャンとアルバム制作をした時から「オーディオに凝っている人/音楽を掘っている人(沢山マニアックな音源も購入している)」が聴いてくれている印象が有りましたね、男性に関しては。女性は等身大で【 歌詞 】に頷く人が多いのかなぁと。


まぁ勝手に男女を分けて見ていたのですけど、まぁ最近は17年くらい活動をしているので時代もドンドン変化していくし、私自身も年齢を重ねていますので、ライヴとかをしていても、最近は【 男性のお客さんの方が多い日 】も有る様になりましたね。昔は女性の方が圧倒的に多かったと思うのですが。


ライヴ中も、男性が「うっとり」と聴いてくれているから(微笑)、音だけでは無く歌詞の世界にも浸ってくれているのかなと思います。


そんな風に思う瞬間も有りますね。


逆に女性で余りいないのが、音に拘って聴いてる/音オタクとして聴いてくれている人って、あんまり居ないですよね?


 

● 見たまんまですが、僕も男性じゃないですか。


歌詞の視点としても、女性からの内容が多いと思います。


でも結局長く聴いていると【 物語 】として捉えているので、このアルバム(恋:1997年リリース)に収録している<悲しいうわさ>とかは、それこそ一番"ドラマティックな展開"で最後は驚きました。


なので僕は古内さんを【 ストーリーテラー】としても、凄い好きです。


 

  古内


有り難うございます(笑顔)。


 

● (照れながら)先程の質問との流れになりますが、特に聞きたかった事の一つになります。


日本のインディーでは無くメジャーシーンには、レゲエ/ヒップホップ/エレクトロ等の様々なジャンルは有りますが、何故か古内さんの様に【 SOUL MUSIC 】、或いは【 R&B 】と表現しても良いかもしれませんが、その様な音楽を【 歌謡曲 】として枠付けされる不思議な傾向を日本に感じるのです。


極端に言えば日本には「ソウルミュージック」とゆう枠が実は無いと思えるのです。


その独特の世界にいる古内さんは、僕のこの意見をどう思いますか?


 

  古内


あの‥"R&Bの影響"は凄い受けているし、その"テイスト"も私の楽曲には有ると思うんですよね。で、その「R&Bの枠」が今一応、日本のシーンに有る訳じゃないですか?


一般的な人と感覚ですと『R&Bシンガーってこんな感じの人?』って連想出来ますよね。その人達を考えると、確かに『私はR&Bではないな』って思うから(微笑)‥・


う〜んいわゆる日本の中で先程連想する"R&B"の人達の「歌い方」とか「サウンドからの感じ方」を考えて、シーンが出来た時点で自分の音楽は【 ポップス 】という様になりましたね。


海外に行って、「シンガー」だと伝えると必ず聞かれるんですね『何系の歌を歌っているの?』って(笑)


そうなると"ポップス"としか言いようが無いんですよね。R&Bって答えると『マジで?』って言われちゃうから(笑)


『あの"R&B"をキミがかい?』って。この私の"見た目"ですと、凄い驚かれるし。


やはりR&Bは、黒人でないと【 成り立たない音楽性 】って認識が有りますもんね。


そう考えると「ポップス」なんでしょうね。で、そのポップスって言葉は【 分かり易さ 】だと思うんですね。


私の歌は多分「カラオケ」だと歌いづらいと思うんだけど、詩の世界は「誰にでも当て嵌まる恋愛の話」だと思っているから、分かり易いって事を考えれれば「ポップス」かなぁ。


 

● 今の国内のシーンで「R&B」と表現される音楽は、【 "HIP HOPの流れ"からくる歌もの】だけを言っていると思うんです。


なので、その幅の狭さが不思議ですし、違和感を感じるのです。


でもその日本の音楽シーンでやっぱり楽曲/歌詞を含めて古内さんに強く【ソウルシンガー】を感じています。


だからこそ、『私は一体どこなの?』っていう葛藤なんかは無いのかなぁと思ったんですよ。


 

  古内


まぁ名前が【漢字】なんで、R&Bにはなれないのかも知れないですね(一同爆笑)。


 

● 人間の持つ感情を表す言葉で、昔から【 喜怒哀楽 】という言葉が有ります。


全てがあっての音楽だと僕も理解はしていますが、「個人」では無く「作品」として特に惹かれる感情は何になりますか?


僕は「哀」になります。他のカルチャーでの表現と違って、体感した後に「警告」では無く「ポジティヴ」に変換できるのは音楽だけだと思うからです。


それほど、哀の感情は綺麗で恐くて強い感情だと思うからです。


 

  古内


私も【哀】ですかねぇ。


悲しいの【悲】の方だと好きではないけど。


【哀】の"かなしい"だと、泣く事に関しても「嗚咽」ではなくて「ホロリ」とくる感じがするじゃないですか。


なんとなく泣く前のこの辺り(喉と胸の間を指差し)が、痛くなる感覚は好きですね。


それはずっと洋楽のソウルとかを聴いていた時は、歌詞の意味を分からずに「曲の雰囲気」で"哀しい"とか"楽しい"とか決めていたけど、日本語の場合は歌詞の内容が「そのまま」気持ちに飛び込んでくるから、楽しい歌詞なら哀しくはならないだろうし(笑)ストレートに感情が直結しちゃうけど。


メロディーとか音楽そのものから【 伝わる感覚 】って、必ず有ると思うんですよね‥・「なんとなく切ない」とか「なんとなく哀しい」っていう雰囲気の有る曲は好きですね。


 

※ この質問解答の感覚が、僕や皆さんが古内さんを大好きで特別にしている特殊なところだと思いました。


次の質問する時の僕の声のトーンが畏まっていましたもん(笑)


素晴らしい描写だし、解答としても凄い【 綺麗な言葉 】だなぁと、今 改めて思っています。


 

● 僕も会社を始めて、11年目を迎えます。クラブイベントに関しては、もう13年目です。


その頃、赤ちゃんだったのが中学1年生になっていると思うと長いもんです(笑)。


その長い年月で同じ仕事でも、表現や捉え方は「変わり/広くなった」と自覚しています。


ここ数年の古内さんの活動を追っていると、独自の活動方法を色々と挑戦し、楽しんでいる感じがします。


長い活動の中で、新たな【 ベクトル 】というか【 何か新たな感覚や自信 】を見つけた様な気がするのです。


音楽活動を以前より純粋に楽しめる様になったのかなぁ?と感じるのは気のせいですか?


 

  古内


気のせいって(一同笑)‥先ず一つの転機は【 弾き語り 】を始めた事で、それは<avex>移籍する前からの事なんですけど、活動全体で見れば3〜4年前からなので、最近の事になりますね。


ライヴでたまに2曲だけとかは有りましたが、こんなに長い時間を「ピアノを弾いて歌う」って事は今まで無かったのですが、『何故 始めたのか?』と言えば、【ライヴを頻繁にしたくなった】気持ちからなんですね。


どうしてもバンドでツアーになると、「アルバムをリリースして、その後」っていう‥。


リリースしないとやらないって、別にロックバンドじゃないからなぁ‥‥。


私は常に「ライヴが久しぶりで」って感じがずっとあって‥私自身はデビュー前に【 一度もライヴをした事が無かった】んですね。アマチュア時代にライヴはした事がなかったんです。


だから、いつまでのライヴに感じては「素人」の感覚が抜けなかったんですよね。


それで、お客さんの近いところで『"月一"とかライヴしてみたいなぁ』って自発的に思って始めた事により、色んな広がりが有って‥。


"ライヴ"だけでなく、"曲作りの仕方"も少し変わったっていうか「シンプルにピアノだけで出来る曲」という気持ちにもなったし、あとは【 トーク 】(笑)


"MCの重要さ"を凄い知って‥以前はラジオ番組をやる事も『何で歌を歌う人がラジオをしなければいけないんだろう?』と思っていた位だったから(微笑)


おしゃべりが苦手というか‥『それは別じゃん?』って思っていたんですけど、弾き語り以降は「MCで楽しむ自分なりのコツ」を掴んだり。


そうするとやっぱり「お客さんとの距離」が近くなるし‥・転機だったかなぁって思うので、ずっと続けて行きたいです。


意外と私は曲作りに関しては“ デジタルな人間 ”なんですけど、あの‥【 全然違う対極な事をしていく】楽しみと言うか【 快感 】を今、味わっています。


でも、本当に<avex>に移籍して凄い優秀なチームが居るなと、ヴィジュアル等の担当一つ一つ取っても感じているので刺激を貰っていますね。


 

● 弾き語りを一つ捉えると、“ 自由なスペースが有る ”という側面が浮かんできます。


長い活動にする事より【 自由を得たかった 】からだと思いますか?


 

  古内


なんか【シンガーソングライター】って、"シンガー"と"ソングライター"で分けた場合、その"シンガー"って部分がなんかちょっと今まで自覚がなかったっていうか、人前で歌う機会(ツアー)も頻繁に有る訳でもないし、レコーディングで入れた後は「家」で歌う事もないし(微笑)


『年間で私はどれだけ歌っているのだろう?』って考えた時にそんなに‥・大体は「レコーディング/デモテープ/ツアー時のライヴ」の時だけですし‥。


 

● 実際には『カラオケが好きな一般の方のほうが多かったりするんじゃないのか?』って事ですよね(笑)。


 

  古内


そうそう!!(笑)そんな感じですよね。


ソングライターとしての"自信"というか"こんな曲を書きたい/書けている"という感覚を『持っている』としても、さて「シンガーとしては?』となると『どうなんだろう?』って。


"上手い下手"では無くて‥まぁ下手は下手でも良いんですけど(笑)


"仕事"にしている程に歌っているのか?と思っていたんです。


でも、今はそんな活動も有って『シンガーソングライターです』って言えますね。


 

● 僕は余りモロに音楽性だけの話をして、【 音楽を好きな人だけが楽しいインタヴュー 】にはしたく有りません。


意識してでも/偶然だとしても読んだ全ての人が「読み物」として楽しめて、「刺激やヒント」になる様なお話をさせて貰いたいと思っています。


でも、これだけは聞きたかった音楽的質問です(笑)。


古内さんにとって、特に大好きで拘っている楽器って【ドラム 】ですか?


作曲の段階で、あの最高にグルーヴィーな雰囲気を考え/構成しているのですか?それともアルバム制作時で好みのミュージシャンをチョイスする事によって、そうなるのですか?


 

  古内


私はドラムが叩けないから、“2本の腕と2本の足”でどれ位の事が出来るか分からないですけど、打ち込みの段階でなんとなくベーシックなライン(方向性)は決まっているかな。


それこそ、さっき遠藤さんがおっしゃってくれてた新作の<涙>って曲はなんかは、最初の段階で【4つ打ちのリズム】だったし、前回のアルバム( IN LOVE AGAIN:2008年リリース)に収録している<カサノバ>って曲に関しては、ラテンなリズムの展開もピアノのデモの段階で有ったし、う〜んそれを聴いた段階で"アレンジャーさん"だったり"プレイヤー"さんがインスパイアされて膨らませていく感じです。


だから、ある程度はそうですね‥ドラムに限らずデモの段階や頭の中で各パートのイメージがあって‥それに凄い"拘る時"と、変化を楽しむ時と両方楽しんでいます。


ただ「歌詞」もくっついてくるので、なるべくそこ(イメージ)を離さない方が良いのかなぁと思っています。


「ドラム」‥と「ベース」、【 リズム隊 】はやっぱり好きですね。


確かに遠藤さんの言う通りですね。


 

● 次の質問は恒例の内容になります。


古内東子さんのオリジナルの楽曲しか演奏しない、ヴォーカルを入れた架空のバンドメンバーをチョイスして貰えますか?


・故人を入れても構いません。


・あと、現在のメンバーは反則ですよ(笑)


個人的に70年代後期〜80年代前期の<THE ISLEY BROTHERS>をバックバンドにして、更に<BILL WITHERS>にヴォーカル&アレンジとして入って貰いたいですが‥。


 

  古内


<BILL WITHERS>が唄ってくれるの?(笑)。


 

● そうです(笑)まぁ、アレンジャーとしての要素が強いで、メインは<THE ISLEY BROTHERS>の"シルキーヴォイス"ですね。


 

  古内


う〜ん、そうだなぁ〜‥‥(暫く沈黙)<EARTH WIND & FIRE>かな?


<EARTH WIND & FIRE>はバンドとして凄い好きだからなぁー。


私は彼らの<FACES:1980年リリース>ってアルバムが1番好きなんですけど、あの時代のバンドサウンドで元気な<MAURICE WHITE:Vo>に唄って欲しいなぁって思います。


 

● 確かに良さそうですね。では「どの楽曲」で聴いてみたいですか?


 

  古内


結構この<HOURGLASS:1996年リリース>アルバムは、<EARTH WIND & FIRE>に憧れてメンバーを人選して‥


でも<EARTH WIND & FIRE>のバンドメンバーは参加してないけど(微笑)、<JERRY HEY>って"トランぺッター"がいらっしゃるんですけど、その彼がホーンアレンジをして、彼が率いるグループが参加してくれているんです。


それはまぎれも無く<EARTH WIND & FIRE>に憧れてチョイスしたんで、この辺の楽曲は嵌まると思うんですよね。


 

※ JERRY HEY この方は本当に凄いプレイヤー&アレンジャーです。殆どのジャンルを網羅しておりますし、あの<MICHAEL JACKSON>の代表曲<THRILLER>も彼のアレンジによるものです!!それだけでなくアルバム<HOURGLASS>に参加している他のメンバーも凄いんです。プロデューサー/ミュージシャンに<JAMES GADSON:Dr>が参加しているんです!!彼も強烈です<STIVIE WONDER><MARVIN GAYE><RAY CHARLES><MICHAEL JACKSON>といった方の名盤に参加しているレジェンド的存在ですもん。


そんなメンバーを従えるミュージシャンが古内さんなんです。凄いですよね‥やっぱり憧れる女性アーティストだなぁ〜。


 

● 凄い良さそうですね!!


 

  古内


私って、周りの人達が『この辺の音楽が好きでしょ?』と思っているのが、全然好きでは無くて(微笑)、あの‥デビュー当時はしょっちゅう『"CAROLE KING"が好きなんですか?』って言われたんですけど、全然好きではないし、聴いた事もなかったんですよ(笑)


そういう白人のカントリーではないけど‥勿論、彼女のナンバーにも色んなタイプが有りますけど、好きとかでは全然無いですし‥。


 

● 「女性シンガーソングライター&ピアノ」=「CAROLE KINGの影響」って【 定番の図式 】なんでしょうね。「評論家マニュアル」ですよ、きっと(笑)。


 

  古内


そう!<JONI MITCHELL>とか(身体を強張らせ)『な、何で私が‥?』って(笑)全然違うのに。


私はコードとか複雑なのが好きだから、ギターで作曲するのかなぁ?


<JONI MITCHELL>って。「CAROLE KING」はピアノだと思うけど。


ギターで作曲したものに【 シンパシー 】を私は感じないんですよ。


そう、だから<EARTH WIND & FIRE>とか<THE ISLEY BROTHERS>とか男っぽいのが好きなんですよ(笑)男性アーティストが好きなんです。


<BILL WITHERS>も好きだし、<QUINCY JONES>とか‥<STEELY DAN>もそう!好きですね。


 

● 女性ファンの方も、そんな古内さんがおっしゃった色々なアーティストを聴いて貰いたいですね!


それでは、これを読んでいる方にメッセージを貰いたいのですが、今回は敢えて男性のファン/又は、これを読んで初めて気になった方に送って貰えますか?


女性は昔から、楽曲で沢山貰っていると思うので(笑)。


 

  古内


そうですね‥まぁ意外と‥うん。


【 女性の下着売り場 】的な(笑)感覚をもし私に持っていたとしたら、そうではないので(微笑)。


取りあえずアルバムを手に取って欲しいなと。


さっきも言ったんですけど、私は凄く男性ヴォーカルが好きで、男性ミュージシャンのアルバムばっかり聴いてきたから、意外と【そこ】が聴き易さに感じると思うんです。男性にとっても。


だから‥・うん、そうですね。取りあえず『入ってきて下さい』って感じですかね。


 

● 最後に今日のインタヴューの感想を「我が侭」言って毎回聞いているのですが、本音でお答えして頂いて宜しいでしょうか?(笑)


 

  古内


あっ感想ですね(微笑)。


‥なんかちゃんと(私の音楽を)聴いていてくださって此処に来てくれている方なので、とても言葉の【 奥が深かった 】です。


“ 風貌 ”からして、私の音楽が好きなような人には見えなかったから‥(一同大笑)


クラブイベントとかしていたりね‥‥凄い光栄でした。


 

● 有り難う御座います。


本当にまた、この様にお話を聞かせて貰える日がくるのを楽しみにしています。


ツアーでも毎回、新潟公演を待っていますね。正直、僕が主催したいくらいですから!!


 

  古内


主催ですか?(笑)。


 

● (あれ?)はい、その位の気持ちです!!


今日は本当に有難うございました。


 

  古内


こちらこそ有り難う御座いました。


 

<あとがき>


最後まで"注意深く"読んでくれていたら、気付いた方も多いと思いますが、【言葉のキーワード/意味】がずれて現れているのです。


僕の質問/古内さんの解答の中でも「対極」だったり、「ソウル」だったり「読み物」だったりと。


けっして勘違いでは無く、今思えば少しずつ近づき理解し合える会話/雰囲気だったのかなと思います。


コレは今までになかった事ですし、不思議な現象ですよね。


やっぱりインタヴューは面白いし、「クリエイトする作品」になるものだと思いました。


※自分でこの様な形で発表出来る様になると、今まで読んでいたインタヴューと言われる物の大半が、内容/ニュアンスを省略している事に気付きます。


正直、まるで沢山の人の前で【ラブレターを公開朗読】しているような気分でした(笑)


最新作から初期まで、ジャケットの好きなアルバムからでも良いので聴いてみて下さい。


【凄いミューシャン】だと思いますよ。僕も今回お話を聞けて改めて、そう思いました。


 













 

 
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