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CULTURE / カルチャー

安井義博 (OUTRAGE) / INTERVIEW

今年デビュー30周年のNEW ALBUMRAGING OUT」をリリースしたばかりの<OUTRAGE : アウトレイジ>。


30周年を記念して、念願だった<OUTRAGE>との弊社限定オフィシャル・コラボレーションも実現しました。


こちらでは、ベーシストである安井義博Ba)の弊社オリジナル・インタビューを公開!


是非、ニューアルバム/コラボレーション・アイテムと共にごゆっくりとお楽しみ下さいませ。


Interview.安井義博(Ba.) Interviewer. 遠藤博美(SIDEMILITIAinc.代表)


 

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● 安井さん、お久しぶりです。この度は弊社限定で30周年記念アイテムをリリースさせて頂き本当に感謝しております。もうファンとしては可成りの古株ですが、夢見心地気分です。有り難う御座います。


アイテムに関しては様々な世界中のバンドグッズを私自身長く楽しんでおりますが、L/S TEEは圧倒的にリリース数が少なく<OUTRAGE>のL/S TEEがどうしても欲しかったのでオファーさせて頂きました。


それでは質問の数は少なくも、一問一問が長いインタビューになりますが今回も宜しくお願い致します。


今回の新作『RAGING OUT』ですが、兎に角「ヴァリエーション」ってワードが浮かぶ作品でした。


勿論、今までも作品としてのコンセプトとしての統一感は有りますが、様々なタイプの楽曲を収録してたと思います。色々な側面を感じる楽曲/アルバムは多く有りました。


例えば2010年にリリースしたアルバム『OUTRAGE』も同様に凄いバリエーション有る楽曲構成でしたが、あの作品は<OUTRAGE>が<OUTRAGE>に影響を受けた様な作品と思ってます。


<METALLICA>のアルバム『DEATH MAGNETIC』にも同様なイメージです。


ですが、僕が今作で感じたイメージは「OUTRAGEと云うバンド」と云うよりも「OUTRAGEと云うレーベル」のコンピレーションと云う印象でした。


極論的に言うならば<OUTRAGE>って同名のバンドが沢山収録してる錯覚が起きます。


それだけ各楽曲自体が単独として確立した完成度と私は思います。


今まで以上に様々なタイプの楽曲が完全に熟成されている/バリエーションの質(意味合い)が全く違うと個人的には思っています。


そのアルバムの特徴性がとにかく凄い格好良い!!と思えた作品でした。


レコーディング/リリースして暫く経過したからこそ、メンバーである安井さん自身でも完成直後より客観的にアルバムを理解した部分が有ると思います。今作の特徴をどう捉えておりますか?


 

 安井義博


先ず基本的に俺はアルバム制作にあたって、「その時やりたい事をやるという事」と「曲にバリエーションをつける」というポイントは今までのアルバムも今回のアルバムも全く変わっていないんだけど、


今回と今までとは違う点としては、以前までもメンバーそれぞれ個人としてのテーマは持ってアルバム制作に取り組んでいたと思うけど、バンドとして一致したテーマを共有した事は無かった。


しかし今回は「シンプルでアグッレシヴ」そして「ガレージ」というテーマをバンド全体で共有して取り組んだ事。


その結果アルバム全体がラフでアグレッシヴな印象に仕上がったと思う。


そして以前から<OUTRAGE>の楽曲には様々なスタイルの要素が入っているし、それはアルバムを出すたびに広がっていて、


また俺個人的に『OUTRAGED』までは、俺が思う”リスナーの人達が<OUTRAGE>に対して持ってる「OUTRAGE像」を踏まえつつも、そのイメージとは違う要素を積極的に取り入れてきたけど、


今回は人が思ってるであろう「OUTRAGE像」は意識せずに、逆に初期のデモテープからトリオ時代、そしてアルバム『OUTRAGED』までの自分が作曲等でやってきた<OUTRAGE>の全ての要素を自由に取り入れて、しかも思いっきり踏み込んで混ぜてみたので、楽曲がそれぞれ個性的でバリエーションがあるというのはその通りだし、狙っていた事でもある。


要は自分が今まで書いてきた<OUTRAGE>の曲に影響を受けて今の自分が書いた曲ということなので俺にとっては今回の『RAGING OUT』こそが「OUTRAGEに影響を受けたOUTRAGE」だと言える。


そして今、客観的に聴いてみても最初にイメージしていた通り、バリエーションがあってパンキッシュでアグレッシヴな、まさに<OUTRAGE>らしい理想の「THRASH METAL:スラッシュメタル」になったと思う。


 

● 僕は先に聴かせて頂いた時点で「リードトラックのMVで判断出来ないアルバム」とラジオやSNS等で皆さんに伝えておりました。理由は最初の質問での私の感想で分かって貰えると思います。


だからこそ、今回のリードトラックである『DOOMSDAY MACHINE』は確かに的確な選曲だったとも思います。この楽曲は今までに無い「バランス感」だったとトータルで通して聴けばより分かるからです。


私の考えるバランス感と云うのは、今までのバンドの歴史として考えると、歌(ヴォーカル)としての趣向と楽曲(演奏する3人)の趣向のバランス感を指します。


今までの発表した楽曲は何方かに多少は偏りつつ3/7だったり、6/4だっったりと最終的に4人のミュージシャンが満足する「10」へ持っていく様な楽曲という勝手なイメージです。


この楽曲は5/5のイメージが湧く様な感じがしました。だからこそのリード・トラックなのかと?


ただ多くの<OUTRAGE>のファン層を考えたり、商業的に考えた場合は『MACHETE…』とかの方が分かり易いんじゃないか?とも思います。


そして『それじゃあ、つまらないよね』『やっぱりこの曲が今まで一番俺達で新しいでしょ?』ってROCK魂と云うかPUNK魂(天の邪鬼)に火が付いたのかなと。


実際にこの曲をリードトラックに選んだ理由って教えて貰えますか?


 

 安井義博


今回のリード・トラックに関して当初は幾つか候補があって、実はそれぞれ意見が割れたんだけど、


先ず俺としては今回のアルバムは前2作の流れとは全く違う誰も想像つかないものにしようと思ってた。


実際、俺は別の曲を選んでいたけど『DOOMSDAY MACHINE』で行こうとなった時に、今までの<OUTRAGE>には無かった曲調で、しかもこんな曲で唐突にアルバムが始まるとは誰も想像してないだろうという事で「これもありだな」と感じた。


しかも次の『Hmmer Down And Go』に続くのも誰も想像出来なかった流れだと思うし、良い意味で期待を裏切ったって事では成功で、確かにそれは「ひねくれたPUNK的」な考えであるということは間違いないし、俺はロックバンドにはそういうのを求めてる。


そしてSEやイントロ等の「始まりを予感させるような物」も無く、ぶっきらぼうにいきなり曲が始まるっていうのは<OUTRAGE>の本質を表してるとも思う。


 

● 今だからこそお聞きしたいのが、前作(実質的には前々作ですが)の2013年リリースされたアルバム『OUTRAGED』です。


僕は今までリアルタイムで各アルバムを楽しんでおりますが、特に今までで一番正直なアルバムが『OUTRAGED』だった気がします。真っ裸の<OUTRAGE>ってイメージです。


メンバー自身の為に/バンドとしてのプライドの為に作った作品なのか?と当時から思った位に強烈にマニアックな作品だったと私は思っています。


勿論、アルバム『OUTRAGE』の作品があの様な内容だったからこその反動も有ったのかとも思いますが、だからこそ年月が経てば経つ程に聴き込んで当時よりも面白みを感じれる難解な作品だったりします。


性質的に1997年のリリース当時よりも今の時代にフィットする名作アルバム「WHO WE ARE」と兄弟作って勝手に思ってます。


あの作品を今はどう捉えておりますか?


 

 安井義博


『WHO WE ARE』は俺も大満足してるアルバムで、『SPIT』もそうだけど確かに時代に対してリリースが早かったとも思ってる。


俺としては『WHO WE ARE』はいわゆる「METAL」とは違う物にしようと考えてたし、実際そう言う仕上がりにもなってると思う。


それがトリオ時代の楽曲に繋がっていくんだけど、『WHO WE ARE』も間違いなく<OUTRAGE>で、それ以前にもあったけど目立たなかった要素が目立つように表に出てきたという事だけで、それを踏まえて以前のアルバムを聴いてみると「なるほどな」と新たな発見があるはず。


ちなみに俺は『RAGING OUT』と『WHO WE ARE』には同じ空気を感じてる。要はバランスの割合ってことかな。


『OUTRAGED』と『WHO WE ARE』が兄弟って感じるのも理解はできるけど、俺にとっては少し別物。さっきも言ったように『WHO WE ARE』は「METAL」とは違うものにしようとしてたけど、『OUTRAGED』をリリースした2013年は『WHO WE ARE』をリリースした1997年当時よりも時代的にいわゆる「METALの幅」が広がっていたので、その幅が広がったMETALの中で幅を広げたMETALをやろうとしたと言う事。


そしてそれは前作の反動というよりは前作と同じような物にはしたく無いと考えから。個人的な話だけど実際はアルバム『OUTRAGE』の頃はやり尽くした感があって、俺はバンドへの関わり方を変えていた時期なんで作曲等にはあまり関わってないんだけど、と言っても手を抜いていたわけでは無くて俺自身新しい方法を模索していた感じ。


 

● <OUTRAGE>のインタビューをさせて頂くのが可成り久々なので、もう一つ2015年にリリースしたアルバム『GENESIS I』の件を。


内容は前半7曲をGENESIS SIDEとして国内初期ロックバンド達のカヴァーを中心した選曲にし、後半に未発表5曲をEXPLORING SIDEとして収録しております。


私自身はカヴァーされたアーティストのオリジナルの音源を全てLP盤で既に持っていたので前半の<OUTRAGE>の持つイメージとしては意外な選曲も楽しませて貰いましたが、あの後半の未発表作が曲数も含めEPとしてリリースしていたら、それこそ第2のデビューEP『OUTRAGE』みたいな作品に捉えられたんじゃないか?って点です。


別々にリリースするか、それか内容を考えても紙ジャケの2枚組の方が私は良かったんじゃないか?と。


勿論、2枚組だとコストの件だったり、カヴァー曲が海外のメタル系だったら別々にしたのかなとも推測出来ますが。


実際に私はあの新たな5曲をEPの様に意識し編集して単品で聴いてみたら、明確に違って聴こえて最高でした。曲を飛ばしで後半だけ聴くとは全然違いました。


そうなると、強引では有りますが今回の新譜が時系列に繋ぎ合わせると新たなデビューアルバム的意味合いになり、先程の「バラエティー」って側面に結びつくという熱狂的なファンの楽しみ方である勝手な妄想が膨らむ訳です。


実際に今振り返り、あの作品を安井さんはどう捉えてますか?


 

 安井義博


まず『GENESIS I』は企画盤で、そして誰も<OUTRAGE>が日本語で歌うとは想像もしてなかっただろうという事が重要なポイントで、それ以上に深い意味は全く無い。


最初は<METALLICA>の『GARAGE DAYS』みたいに<OUTRAGE>が結成当時に影響を受けた「N,W.O.B.H.M」等のバンドのカヴァーをやろうというアイデアもあったけど、それでは<METALLICA>と同じなのでという事で、他にも色々なアイデアが出た結果「70年代頃の日本のバンド」のカヴァーでという事になった。


実際<OUTRAGE>はそれまで日本のバンドのカヴァーはやったことが無くて、<FLOWER TRAVELLIN' BAND>の「SLOWLY BUT SURELY」をカヴァーするまでは知らなかったし、『GENESIS I』の収録曲の中にもカヴァーするまで知らなかった曲もある。


でも、やってみた結果「完璧にOUTRAGE」になってると感じた。そして特に<外道>や<アナーキー>や<頭脳警察>をやってみて<OUTRAGE>の本質を思い出したし、それが新作の『RAGING OUT』にも繋がってると思う。


オリジナル5曲に関しては元々あった曲で『GENESIS I』用に書いた曲では無くて、


特に「BURIED ALIVE」と「SUNNY DAZE」は橋下脱退直前の曲で、これはトリオ時代のスタイルに繋がっていく。


他の3曲も前2作用に書いた曲でいつかは発表したいと思っていたので、だったらこの機会にという感じでこれも深い意味は無い。


ただこの5曲をEPとしてリリースというのはなかなか良いアイデアだと思うよ。それが「新たなOUTRAGE」として『RAGING OUT』を予感させる物にもなったかもしれない。


 

※FLOWER TRAVELLIN' BAND:SLOWLY BUT SURELY……1988年にリリースしたOUTRAGEの1st ALBUM「BLACK CLOUD」に収録されております。


 

● 今回の新譜リリースに伴い、来年2018年からスタートするTOURも発表されました。


昨年に<ANHTEM>が20数年振りの新潟公演、そしてまさかの今年も開催とビックリしたばかりですが、やはり近年は歴史有るバンドだと東名阪の開催がメインとなっております。


僕は以前から歴史有る各バンドに対して思っている事ですが、新譜リリースに伴うTOURは人口も多く動員も安定してる東名阪だけでも良いと思うんです。


だからこそ首都圏ではない地方公演に関しては「特別な企画」としての小規模のTOURを提案する方が良いんじゃないか?って点です。


例えば1993年リリースのアルバム『SPIT』や1997年リリースのアルバム『WHO WE ARE』の再現ツアーです。アンコールに新譜や代表曲から少しプレイする様な2部構成で。


そうすれば全国の熱狂的なファンは逆に地方へと駆けつけるでしょうし、地元のファンも特別な公演が見れる嬉しさも有ります。逆に東名阪の公演には地方の熱狂的なファンも行かれるでしょうし。


その明確な違いが有れば、双方のファンが行き来する様な素敵な流れが生まれるじゃないか?と。


この辺はどう思いますか?


 

 安井義博


勿論、今でも色々な場所でライヴがしたいとはしたいとは思っているけど、今の<OUTRAGE>としては日程の調整や経費的な事でそう簡単にはいかないのが事実。


日程と経費の事がクリアになればいつでもどこでも行く用意は出来てる。また、名古屋ではよく地元ならではの企画など特別な活動もしているけど、他の普段行かない地方都市でもその都市ならではの特別な企画ができたら面白いとは思うよ。


そー言えば前回の新潟公演では<OUTRAGE>の前座に<CAUSE FOR PAUSE>が出演したけど、あれは新潟と広島でしかやってない筈で特別だった。


 

※CAUSE FOR PAUSE……OUTRAGEの橋本さん(Vo.)以外の三人編成での変名OUTRAGE。トリオ時代の楽曲を中心にプレイ。その日は私もディスクジョッキーとして出演しておりました。


 

● 簡単な質問ですが、以前みたいなライヴ本数を現在も4人のメンバーはしたいって気持ちですか?


僕自身は本数が大事とは思っておりませんが。


 

 安井義博


他のメンバーがどう思ってるかは知らないけど、俺は演奏する事が好きだから毎日ライヴでも良いくらいの気持ち。


 

● 新譜の話に戻ります。王道の質問かも知れませんが、ファンに人気が有る楽曲とメンバー間の人気の有る楽曲についてです。


過去の作品を踏まえて、その二つがリンクする時って多いもんですか?それとも大体違っているもんですか?


例えですが私ですと、未だにライヴのオープニングに永遠の定番にして欲しい位、大好きな楽曲で『BROKEN MAN』(WHO WE AREに収録)だったり、『EAGLE』(SPITに収録)も大好きで過去<OUTRAGE>のライヴを沢山観てきましたが、当時観た時の衝撃が未だにナンバーワンだったりします。


実際に私自身、<OUTRAGE>の全てのアルバムで過去最大級に腰を抜かして驚き、大興奮した作品は『SPIT』だったりします。


今作からはどの曲が特に人気者になると予想しますか?メンバー間と一致すると思いますか?


 

 安井義博


<OUTRAGE>には大きく分けて2つの側面があって、それは「保守的な側面」と「進歩的な側面」で、それが楽曲やバンドのイメージにも表れていて結果<OUTRAGE>というのを構築していると思う。


ファンの人達もそれぞれが違った<OUTRAGE>の側面に価値を見出してくれていると思うし、バンドメンバーもそれぞれが違った側面に価値を見出していて、それを生かしたいとも思ってる。


なのでメンバー間でも人気が一致する曲と一致しない曲があるし、当然バンドとファンの人達とも一致する曲もあればしない曲もあるはずだけど、どの曲であろうとも気に入ってくれる事は本当にありがたいし、しかもライヴで盛り上がってくれる曲を演奏するのは特に楽しい。


なので、あまりやらない曲でもライヴで盛り上がってくれたら定番化するかも。


ちなみに俺も『BROKEN MAN』と『EAGLE』は好きな曲で、特に『EAGLE』は出来にもすごく満足している。


 

● 80年代以降のスピードに特化した音楽(スラッシュメタルやハードコア)をプレイしてたバンド、そしてリスナーの方々達の年齢が遂に50代に入ってきました。


私自身もいつの間にか43歳になってしまい、当時では誰もが想像しなかった未知にゾーンに突入です。


今後はそんなエクストリームな音楽も今の<ELVIS PRESLEY><THE BEATLES>などと同様に、70歳や80歳になっても「オールディーズ」として楽しまれる世界になるのか?と、とても楽しみだったりします。


実際に海外のメタル・アーティストへの質問では『今でも80歳位のお客さんが来てたりするよ!』と聞く事も有りますが、日本ではどうなると思いますか?


そして何度か聞かれてると思いますが、ご自身でもこの年齢まで此処まで激しい楽曲をプレイし続けてると想像してましたか?


 

 安井義博


自分が10代の頃の日本には今の様な30代や40代、ましてや50代のロック野郎。しかもエクストリームなロック野郎なんていなかったし、自分が50代のロック野郎になることすら想像した事がなかった。


でも自分がその50代のロック野郎になって、ファンやお客さんも40代や50代になって、しかもクレイジーときてる。その点ではようやく「欧米のロック・カルチャー」に追いついてきたと言えると思う。


そして俺は今でも10代の頃に聴いていた音楽にエキサイト出来るし、着てる洋服のスタイルも当時とほとんど変わってない。それは10年後や20年後も変わってないはず。


だけどプレイヤーとしては体力的な事もあるので、いつまで出来るかは分からないけど、幸いそれを心配する必要はまだなさそうなので今のところは飽きるまでやり続けるだろうね。


まー、歳とった事を自覚出来て無い「ただのバカ」って事は自覚してるけど。


 

● 最後の質問です。1987年にEPである「OUTRAGE」をリリースした当時と、最新作「RAGING OUT」の間には30年が有ります。


ベース・プレイヤーとして作曲者として、当時の自分が持っていた趣向やセンスと今は違う部分も有ると思います。


それこそ色々な意味で初期の自身に敵わない部分も有る筈です。「今ではあんなフレーズ浮かばない」とか「あの音質をどうやって出してるんだ」とか様々に。


そんな安井さん自身でもバンドとしてでも良いのですが、当時には出来ない今作で得た最新の武器(凄さ)って何だと思いますか?


当時の安井さんが今作を聴いて『凄えなぁ…』って思えるだろう明確な部分が有れば教えて下さい。マニアックでも構いませんので。


 

 安井義博


『RAGING OUT』で証明した通り、30年前にやってた事を30年後の今も当時の様に出来るって事が分かった事が今回得た最新の武器。


しかし30年前には今の様には出来ないだろうし、そしておそらく30年前の自分がなりたかった30年後の自分になってる筈なので、当時の自分が今の自分を見ても全てにおいて「凄えなー」と感じると思う。出来る事なら会って聞いてみたいけど。


 

● 長々と質問させて頂き、本当に有り難う御座いました。


以前のライヴでは基本的に無言で睨む様な目つきでプレイし、最後の方で1回だけ吠える安井さんに十代からずっと格好良いなと思っておりますし、今も同じ気持ちです。


3rdのツアー時に安井さんの髪の毛が照明に引っかかり、最前で観てた私は柵の上に登りまして引っ掛かった髪を外した後、上半身裸で一言『ヴォォ!』と吠えて御礼をしてくれた安井さんは一生のトラウマです。


お店でも音源を展開していた安井さんのもう一つのバンド<CROCODILE BAMBIE>の新譜やライヴも楽しみにしております。


これからも末永く私も含めてファンを楽しませて下さい。長く活動を続けて頂き本当に本当に感謝しております。


私個人を含めて最後にファンの皆様にメッセージでも頂けたらと思います。


 

 安井義博


FUCK YOU!


 

- 完売御礼 -


弊社限定発売の30周年記念アイテム発売決定!



 

OUTRAGE new album『 Raging Out 』



-Deluxe Edition-


CD
. Doomsday Machine (lead track)
. Hammer Down and Go
. Territorial Dispute
. Machete...
. Wake
. Hysteric Creatures
. Spin
. We Warn All Belongs
. Heroes Falling
. Wolf and Raven
. Outrage
. Death Trap (studio live)
. Step on it (studio live)
. Mother (coming home)


DVD
・30th Anniversary『XXX TOUR』
“LIVE AT SHINJUKU LOFT 2017.02.19 ”
. Death Trap
. How Bad ?
. Step on it
. World Slow Down


-通常版-


CD
. Doomsday Machine (lead track)
. Hammer Down and Go
. Territorial Dispute
. Machete...
. Wake
. Hysteric Creatures
. Spin
. We Warn All Belongs
. Heroes Falling
. Wolf and Raven
. Outrage


 

 


 
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