■ 潮田雄一:夢をみた(ALBUM "海をみた"に収録)
昨今の「サウナ・ブーム」は本当に凄いです。
実際に近い趣向にも思える「キャンプ・ブーム」よりも気軽さが有りブーム自体のスクロール(キャンプからサウナ)も感じられます。
私自身も最初のまともなサウナ体験したのはもう数年前の先程紹介した
潮田雄一をイベントゲストに招いた際に連れて行った温泉の時だったと思います。
ウッシー(潮田雄一)は普段から銭湯やサウナが好きだったので、お付き合いの感覚でサウナを。その時は水風呂なんて当然入れる訳も無く、荒治療に近い感覚でした。
そして温泉自体が大好きな私は長時間滞在する際に浴室と休憩所にいる時間のバランスが悪いのも有り、ある意味で
時間調節の為にサウナを利用する様になりました。
サウナを利用する事によって時間配分は本当に良くなり、通常だと浴室に1時間位だったのが2時間位に。長い時は3時間位になりました。
これが利点の一つ。
もう一つは日帰り温泉施設が賑わってる事です。サウナブーム前は殆ど中年〜年配層だけだったのですが、圧倒的に若い世代が増えており運営的に楽になった筈です。(その分、サウナを展開してない日帰り温泉施設は私自身もそうですが足が遠のく事になり、逆に苦戦してるので双刃では有りますが…)
因みにブーム前後のサウナ愛好家の違いは見た目の年齢だけで無く、すぐに見分けられます。
それはブーム前の方はタオル一枚だけ(私も)ですが、ブーム後の方は年齢問わず大体
三種の神器を持ち込んでる方です。
・サウナハット
・お尻の下に敷く折り畳める自前シート
・時間だけで無く脈なども測れる様な腕時計。又はペットボトルのドリンク。
そしてもう両者の戦いは凄い事になってます。それは当然だろうと思います。
元々はベテラン勢だけが楽しむ傾向だったサウナルームがコロナ禍での人数制限も有りますが、まさかの混雑で並ぶ羽目になってる事がざらに。
そんなベテラン勢の怒りの矛先が新人に向けられてる状況。手厳しい指摘というなの注意(罵声)が飛び交う事も。
ただそんな両者の攻防戦をニヤニヤと眺めてる私からすれば、どちらかといえば圧倒的にマナー違反(サウナ内でのお喋り / 水風呂に頭まで浸かる等)してるのはベテラン勢ですけども(笑み)
そんなブームを火付け役でもあるワード
「整う」ですが、私の経験上はとても身体に負担が掛かってる危険な状況だと思ってます(更に笑み)
結局は体温の高低差による血管の伸縮による脳内の麻痺に近い状態だと私の身体が分析してるので、かなりの負担である筈ですし、実際に私は何度が入院してる経験も有るレベルで腎臓が弱く、腎臓に負担が掛かってる翌日の体調とサウナの翌日の体調が近いです。
それだけの過度な運動量に近い負担が身体には掛かってるという風に個人分析済み。
もう一つの発見ですが、その一般的に言われてる「整う」状態は「サウナに入った後に水風呂」よりも「温泉に長く入った後に水風呂」の方が効果が有ります。
やっぱりサウナは長く何度も入ろうとも身体の外部が温まってる状態で、温泉は体の内部が温まってるので明確に違います。
冬なんて誰でも直ぐに分かります。サウナ後の外気浴と温泉後の外気浴を比べれば全く違う事が。前者は直ぐに寒くなりますが後者は冬でも温かい状態が続くからです。
なので結論的に言えば、整いたいって方はサウナが無い日帰り温泉施設でも湯船に長く浸かってから、水のシャワーを浴びて、その後に浴室で休憩してれば整う筈です。
厳密に言えば、ご自宅でも湯船に長く浸かってから水のシャワーを浴びた後に浴室内で休憩すれば整う筈です。
なのであくまでもサウナは
「汗をかくアミューズメント的楽しさ」なんだろうなと私は思って満喫してます。
長く書きましたが、『今回はサウナがFAVORITEですか?』となりそうですが、そうではなく今回はこちらです。
■ サウナの有るお薦めの日帰り温泉施設をご紹介。
温泉大国の新潟ですのでサウナ付きの日帰り温泉も当然沢山点在しております。
その中でも先ずは
便宜性の高い施設をご紹介。
それがこの温泉施設です。
● 日帰り温泉 ごまどう湯っ多里館
新潟県南蒲原郡田上町(旧国越後国)にある湯田上温泉(ゆたがみおんせん)の施設になります。
こちらは宿泊は出来ない正真正銘の日帰り温泉施設です。
それでは『最初に紹介するだけ有るな!』と納得出来るポイントを。
その1:新潟駅から電車で乗り換え無し一本で行けて、更に駅からも近い点。
まぁ地方なので大概の方は車を所有してる方も多いでしょうが、同様に温泉の後にお酒を呑みたい方も多い筈です。
なので電車ですと我慢せず呑めます。勿論今の時代だと地方でも免許を取らない若い世代(それこそサウナブーム直撃の世代)も増えてますのでこの交通の便宜性は大きいです。
更に旅行を兼ねて新潟に来た方も行きやすいです。
新潟駅から田上駅です。
実は新潟の温泉の弱点は数多く有れど、交通の便が悪い点です。一番有名な月岡温泉も然り。この辺を県がもっと改善すべきだと思うのですが
その2:田舎感が有り、旅行気分も味わえる。
田上駅(無人)から本当に適度の距離感ですが、少し山を登る感覚で田舎道を楽しめます。
途中にコンビニも有るのはポイント大ですし、やはり温泉の醍醐味の一つは風情かと思います。
以前なんて道中の道路で蛇が車に轢かれて死んでしまってる光景も目に入った田舎っぷりを発揮。(脇の草むらに移動させましたが)
実際に友人に聞いたら登山する入り口も近いらしく、その際に温泉を利用される方も多いみたいです(実際に休憩所にそれらしき方もチラホラと)なので1日で何度も再入館が可能。登る前に一風呂。そして下山して一風呂なんて豪華です。
その3:休憩所が広く、更に数カ所有る。フードの持ち込みも可能。
これも『当然じゃないの?』って思われる方が多そうですが、実は意外と日帰り温泉だと休憩所自体が無い施設だったり、あっても狭すぎる施設も多かったりします。
近年だと休憩所が有ってもテーブルと椅子などの洋服のお洒落な雰囲気で長居しずらい施設もチラホラと。畳部屋の有る / 無し。これは重要です。
休憩所とは別に仮眠室も有りますよ。
※ 宿泊出来る旅館でも日帰りサービスもしてますが、基本的に休憩所的な場所はロビーになるので同様です。
更にフード持ち込み可能なのも嬉しいです。基本持ち込み駄目な施設も多く、更にこちらは食堂が有るにも関わらずOKなのはレアなケースです。
私も大好きなパン屋さんに行ってからお邪魔する事が多く、趣味(温泉巡り / パン屋さん巡り)がセットで楽しめます。
その4:ポイントカードが直ぐに溜まり易い。夜間割も有ります。
この施設はオールドスクールな紙のポイントカードを頂けます。10個貯まると次回の入浴料金が150円になるのでお得です。
直ぐに貯まり易い理由は毎週火曜日と木曜日がポイント2倍です。更に毎月26日はポイント3倍です。
なので日程を選べば直ぐにポイントが貯まります。夕方17:00以降は入館料が100円安くなります。
その5:サウナにテレビが有りますし、凄い綺麗です。変わったサウナも有ります。
こちらは週替わりで「あじさいの湯」「ごまどうの湯」の男女浴室が交互に変わります。
両方ともテレビを完備したサウナが有りまして、マニアじゃない私はやっぱりテレビが有ると時間の経過がスムーズに感じて凄い嬉しいです。
テレビが無いと時計ばかり気にしちゃうので。
高温ドライサウナの「あじさいの湯」は綺麗ですし、実際綺麗でゆったりとした広いスペースで入れるので大好きです。こっちがお薦めです。
もう一つの「ごまどうの湯」が有りまして、好みは分かれる筈ですが珍しい
「ソルティサウナ」を体験できます。
サウナ内に山盛りの塩が有り、それを身体に擦り付けてサウナを楽しむスタイルです。
私が知る限りでは新潟でこの施設だけです。一応伝えておきますが入った直後は塩を擦り付けても身体に付かないので、少し汗ばんでから付けた方が実感湧きます。水風呂は「あじさいの湯」より小さいですが2人は入れる大きさです。
好きな人は興奮するサウナだと思います。因みに肌が綺麗になるそうです。
浴室にも後付けじゃない、ちゃんとした休憩できるホットベンチ・スペースが有りますし、露天風呂のスペースにも椅子が設置してるので外気浴は可能です。
その6:エステバスがちょっと他とは違う。
エステバスって書かれると『何だろう?』ってなるかもですが、要するにジェットバスです。
ただこの施設のジェットバスは通常の大浴場の一部にある腰に当てる様なタイプじゃなくて、立って入る深い湯船になってます。
そのジェットの勢いがちょっと尋常じゃ無い暴力的な破壊力です。
アーム部分に手を添えてないと吹き飛ばされる勢いです。誰もが初めて体験したら先ずスペースシャトル乗務員になるかと思います。
なので『相当に強めのマッサージ喰らったなぁ』って満足感です。
これもある意味でアミューズメント箇所です。お子様を連れて行ったら特に興奮して貰える筈です。
両方とも3タイプ有りますが「あじさいの湯」は寝転んで身体にジェットが当たる箇所が1つと、立って一部分にジェットを当てる箇所が2つ(因みにこの2つはジェット出口が縦ラインと横ラインで違います)。
「ごまどうの湯」は先程の寝転んでジェットは同じですが、両肩専用のジェットが1つと、身体の一部分に当てるジェットの全部違う3箇所になります。
まぁ経験して見て下さい。凶暴性に嘘が無いのが分かります。面白いですし気持ち良いです。
その7:ぬる湯が有る。
これは実は結構重要です。
普段温泉に行かない方だと『ぬるいと入った感じがしない』って思われがちですが、結局はぬるめの温泉の方が身体にも負担なく長く入れて気持ち良いです。
ぬる湯がちゃんと有ると無いとではかなり違います。それこそお子様がいる方は特にです。
私も最後は必ずぬる湯でゆっくりと長く浸かって、心も身体も癒してます。
その8:景色が本当に綺麗です。
最初の方にも書きましたが少し山を上った箇所にあるので、露天風呂やロビーから街が一望出来ます。更に脱衣所にも階段を登って一望出来るスペースも有ります。
夕暮れは本当に美しいので私みたいに1日中滞在するのではないのなら、時間帯は是非夕方前に。
手前の木々にいる鳥の鳴き声を聞きながら奥に広がる街並みは本当に絶景だと思いますよ。
以上になります。
如何でしたでしょうか?行きたくなりましたか?最後に温泉のメインである泉質についてですが、私個人の
体感三段階(勇ましい / マイペース / 穏やかな)が有りまして、こちらは「穏やかな」になります。
本当に一般的 / ベーシックな泉質なので湯あたりも心配要らずです。
是非皆様もお洒落して(ここが重要)温泉とサウナを楽しみに行って下さいませ。
追伸:長いお付き合いとなる大切な常連様の義弟がこちらの「日帰り温泉 ごまどう湯っ多里館」でお勤めされたのを先日知ったのもポイント大です(笑み)あと最初に楽曲を紹介した
潮田雄一さんもFAVORITEなので是非。
日帰り温泉 ごまどう湯っ多里館(HOME PAGE)
TEL:0256-57-6301
〒959-1502 南蒲原郡田上町大字田上丙3673-1
田上駅出口から徒歩約7分 / 田上駅より車で約2分 / 新潟駅より車で約50分
午前10時〜午後10時(定休日 毎月第2火曜日 / 祝祭日の場合は翌日)
入館料 大人(中学生以上) 700円(税込) 午後5時以降の入館 600円(税込) 子ども(3歳以上 小学生以下) 400円(税込)貸しタオル(バスタオル・フェイスタオル)100円 ※タオルなど館内への持ち込みはOK。
備付け ボディーソープ、シャンプー、ドライヤー(無料) ※浴衣などは用意しておりません。