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志磨遼平 (毛皮のマリーズ) / INTERVIEW

今年メジャーデビュー組の中で、【 最もブレイク 】が予想されるバンドが遂に登場!!


音楽シーンに“ 異質な空気 ”を漂わせる彼ら。それなら“ 異質同士 ”で上手くいくのか?(笑)


僕のブレイク予想は『ハズレた事が無い!』のも含め、乞うご期待!!


Interview. 志磨遼平(vo.) Interviewer. 遠藤博美(SIDEMILITIAinc. 代表)


 

・志磨遼平 Official Twitter


・志磨遼平 Official Instagram


 

● 今日は宜しくお願いします。


 

  志磨


どうも。コチラこそお願いします。


 

● 本日は、僕のインタヴューが最後になるんですよね?疲れましたか?


 

  志磨


えぇっ...と(スタッフの顔を見て)、そうみたいです。


疲れてないですよ。“しゃべる”のは好きなんですよね!


なのでこのインタヴューで【 出しきって 】行こうかなと思います(笑)


 

● (笑)それでは時間が少なく残念ですが、今日は宜しくお願い致します。


<毛皮のマリーズ>に対して、奏でる音楽性以上に【 音楽シーンにいる存在感/提案が異質 】で有ると僕は思っています。


そして、その辺に僕自身も強く“ 共感 ”をもっております。


本人としては“ 自覚 ”しておりますか?今のシーンに【 何が足りない 】と感じて、バンド活動をしているのですか?


 

  志磨


1つだけハッキリと有るのは【 ユーモア 】が足りないっちゅうのが有ると思いません?


例えば、<ROLLING STONES>とか<NEW YORK DOLLS>とか居るじゃないですか?


ああいう“古い言い方”ですと【 ご機嫌なロックンロールバンド 】って沢山居ますよね(笑)


 

  ハイ、【ブギウギなバンド】ですね!(笑)


 

  志磨


それを日本人がやる時に、なんか【 格好良いだけ 】っちゅうんですかね?実名を出した方が良いです?出さない方が良いです?(笑)


 

  えぇ〜...ちょっと待って下さいよ(苦笑)


 

  志磨


(大笑)


 

  (大笑)なら、筆談にしましょうか?(と言って紙とペンを渡す)


 

  志磨


(書き込み作業開始)この人達いますよね?この人達は“ひたすら格好良い”でしょ?


 

  おぉー!!(大声)“徹底的”に格好良いですよね。


 

  志磨


クールに決めて、衣装もバッチリで。あとは<ROLLING STONES>直径ですと、僕は世代じゃないので詳しくは分からないけど...えぇ〜っとバンド名が...


 

  危ない、危ない!!言っちゃ駄目ですよ(大笑)


 

  志磨


そうだった!筆談でしたっけ(笑)あっコレだ。(カキカキ♪)思い出した。この人達ですよ。


 

  あぁ〜(笑)可成り真面目ですよね!【 超マジ 】っって感じですよね。


 

  志磨


何か...真面目に好きなんでしょうね。真面目に【 悪 (ワル)】になろうとしているみたいな(笑)


 

  見ていると【 革ジャンが学生服 】に見えてきますよね。


 

  志磨


(大声で)そう!そうなんですよ!!!学生時代が終わり学ラン脱いで、“スーツ”が嫌だったから“革ジャン”みたいなね。


結局は制服になっているみたいな。こうゆうのはあんまり魅力を感じないんですよね。


格好良いだけだったら、【 ××× 】と一緒じゃないですか?


 

  (それも駄目でしょ。言ってしまったらぁ...)


 

  志磨


【 カッコいいでしょ僕ら、イコール終了!!】というね。


だから、足りないのは【ユーモア】だと思うんですよねぇ〜。


<ROLLING STONES>にしろ<JOHNNY THUNDERS>(インタヴュー中にBGMで流している)にしろ、彼らが持っている様な【 チャーミングさ 】が足りない。


可愛さがねぇ...。


 

  あとはその辺のバンド達は【 ハプニングが付き物 】ですよね?


 

  志磨


そうですよね、それを含めて足りないと感じるんですよねぇ〜。


 

  そう考えると、今回<毛皮のマリーズ>の【 新作ジャケット 】も存在感が強烈ですもんね!


『ヴァイナルレコードを制作しない方がオカシイ!!』みたいなね。(と言って一緒に現場にいたレーベルスタッフにメッセージを投げる僕)


 

  志磨


『デカイので見たい!!』みたいなね。


 

  で、この後に『余計な事を言わないで下さい』と怒られる!!みたいなね(笑)


 

  志磨


ギャハハハハ(大笑)


とにかく僕は、“笑える”のが好きですねぇ。


 

  分かりました。突然ですが【 真逆 】って言葉は好きですか?


また、その言葉から何が浮かんできますか?


 

  志磨


好きですね。【 両極端 】って言葉も一緒ですよね。


浮かぶのは...何だろう?


 

  それなら、<毛皮のマリーズ>は“真逆な事をしている”と思っていますか?


 

  志磨


う〜ん。している事も有るし、していない事も有る。


みんながしているので有れば“しないし”、みんながしないので有れば“するし”。...そういうのは有るかも知れない。


 

  今の時代って“ 目的 ”と“ 道具 ”の関係が、オカシクなってきていると思うんですよ。


何かの目的(物や情報)を得る為にツール(道具)が有るのに、その【ツール自体が目的】になってきていると。


だからこそ、例えば僕だったら【 金曜日の19時放送 】の深夜枠では無いラジオ番組で【 グラインドコア 】を流していたりとかね。


 

  志磨


素晴らしい!!


 

  僕はそんな“真逆”を表現しているのですが、【 ミュージシャンにとっての真逆 】って何だと思いますか?


 

  志磨


例えば、音楽っていうのは突き詰めると【 趣味 】になるんです。


 

  えっ?趣味からスタートするのが音楽じゃないの?


 

  志磨


突き詰めたところで、やっぱり趣味なんです。例えば僕が【 世界で一番格好良い曲 】を書いたとします。


それを【 EXILEが好きな女子高生 】に聴かせて、『簡単に言ったらあの“ STONESの代表曲 ”よりも凄い曲なんだよ!』


って言ったところで、その女子高生の中で<EXILE>と比べられると『えぇ?あんまワカンナイよ〜』ってなるんです。


年配のお爺ちゃんに聴かせても分からないだろうし。


そうなると、結局『自分の1番好きな事でしか楽しんで出来ない』ってなるんです。


【 僕の趣味でしか創れない 】ってなるんですよね。


 

  なるほどね!


 

  志磨


趣味じゃないところでミュージシャンが何を出来るか?って言ったら、未だに根強い習慣で僕には理解出来ない一つに『俺達はテレビに出ねえ!!』みたいの有るじゃないですか(笑)


あれ、何なんですか?【 永ちゃん 】ですか?


 

  (一同大爆笑!!)そうですよね、アレは矢沢さんが【 始めた張本人だから 】格好良いのであって。


 

  志磨


そうなんですよ!何を引きずっているのか?何にリスペクトを示しているのか?(笑)


『取材受けねえ!』とか、下手したら『顔を出さないぞ!』とかね。


だから、みんながそうだったら『僕はテレビに出演しますよ』ってなるんです。その方が面白いからね。


みんなが出る様な時代だったら、僕らは出演しないだろうし。


HIROMI君が【 ラジオでグラインドコアを流す面白さ 】と一緒です。


ライヴハウスでグラインドコアが流れているのは普通ですからね。


だから、我々みたいなのがテレビで【 こんなロックンロール 】をバァーン♪とやるのは面白い光景じゃないのかなと思います。


 

  その辺が共感するところなのかも知れませんね。


 

  志磨


うんうん、ねっ!分かる分かる。


 

  【 イメージの固定 】は、僕にとって“ 一番嫌いな事 ”の一つです。


 

  志磨


うん!それも分かる!一緒一緒。


 

  今の世の中ですと、<毛皮のマリーズ>も【 個性の大きさ 】がどうしても象徴的になってしまい、イコール【 イメージの固定 】に繋がりがちになると思うのです。


きっと今までしてきた様に【 楽しく壊し続けていても 】 “ メディア/世間 ”からは、違ったイメージが付きまとってくる感じがします。


「関係無い/意識していない」のかも知れませんが、その辺の【 葛藤や苛立ち 】は、これだけ“ 注目 ”されていると出てきませんか?


現状のシーンで、最も要注意なロックンロールバンドだからこそ聞きたい質問なのですが。


 

  志磨


ありがとうございます。


でも現状では全く無いですねぇ。そうですね...イメージが固定される事は、軽く【 恐怖 】を感じる位に嫌なんです。


だから、これでアルバムが4枚目になりますが、毎回ジャケット等で使用されるアー写(アーティスト写真)は違うイメージだし、勿論、アルバムの内容も違うようにしているんです。


取材等での撮影でも、同じ衣装は着ない様にしているしね。


だから、今回も僕の大好きなアートディレクター<信藤 三雄>(松任谷由実さんなどの大物を手掛ける巨匠です)さんに手掛けて貰ったんですけど、


なので今から、信藤さんと僕らの【 イメージの競争 】になるんですよ!


【 僕らが信藤さんの創ったイメージに食われるか?僕らが信藤さんのイメージから逃げれるか?】


だから、悔しいですけど今は【このイメージを早く潰さなくては!】って感じです。


 

  (凄い感動)その感覚はそんなに早い時期から始まるもんなんですか?


 

  志磨


直ぐです!人って【 ブレる 】じゃないですか?服装もそうだし、恋愛してもそうだし。


例えば自分の友達がブレている時に、軽い言葉で言うと【退いてしまう】じゃないですか?


『あんな奴じゃなかったのに...』とかね。


高校デビューとかもそうでしょ(笑)『あんな奴じゃなかったのに...』ってね。


そうならない為に、どうしたら良いのか?といったら【 常にブレ続けていれば 】良いんですよ。


 

  常時ブレっ放し(大笑)


 

  志磨


そうなんです。【 本来の姿を見せない!】っていうね。


僕らは【 誰にも捕まらない 】様に、常にブレている事を心がけているんです。


だから、また違う事をやりますよ。


 

  でも、それって『常に強迫観念に縛られていて疲れませんか?』って聞かれません?


僕も聞かれる事が有るんですよ。『常に“今までしていなかった事をやろう”と考えて生きて行くのって疲れません?』って。


 

  志磨


おぉ〜。でもHIROMI君と僕からしてみれば『同じ事を何週間/何年間もやって疲れません?』って思いますよね?(笑)


それは絶対に無理。やる事を“コロコロコロコロ”変えないと。


 

  僕は確実にそう思いますし、違う感覚で読んでいる人達にも『そんな考え方も有るんだなぁ』って憶えていて欲しい事では有りますね。


 

  志磨


そうですね。


 

  他のバンドとは明らかに違う解答が出ると思うので、質問します。


メジャー進出したからこそ有る【 面白い事/嬉しい事 】は?


 

  志磨


何が違うかと言ったら【 規模/数字 】が違うんですよね。


例えば、バンドに拘ってくる金額/聴いてくれる人数/売れる枚数...色んな数字の規模が違いますね。


“素敵な音楽”っていうのは【 インディーでもメジャーでも 】創れますが、さっき言ったみたいに僕は【 やり方を面白がっているだけ 】ですから。


テレビに出る/出ないとか、同じ曲でもどうやってやるか?っていう事を遊んでいるだけですから。


だから『規模がデカければデカイ程に面白い!』ってだけの理由で、メジャーでやっているんです。


 

  そうですね。


そして、直ぐそこにいらっしゃいますが(笑)所属会社の大金を使って【 実現してみたい大きな間違った事 】って何ですかぁー?(大声)


 

  志磨


いっぱい有るなぁ〜!!(大声)


この間、僕って何をやりたいって言いましたっけ?(周りのスタッフに聞く)


色々チョイチョイと言っているんですけどね。


あっそうだ!演歌歌手の<冠二郎>さんが同じ所属会社なんですね。


 

  (どうして予想を好い意味で裏切るのだろう:笑)ハイ、大物演歌歌手の方ですよね。


 

  志磨


まだ聴いた事は無くて、何かで見ただけなんですけど、どうやら冠さんの最新シングルが【 I LIKE 演歌(アイライクエンカ)】ってタイトルらしくって。


 

※補足...後でレーベルの方にお聞きしたところ、冠二郎さんの最新シングルでは無く、以前の楽曲である<炎>のサビの歌詞部分で『アイライク演歌』と唄っているらしいです。どちらにしろ最強には違い有りません。押忍!!


 

  (大爆笑)マジっすか?


 

  志磨


それに、<JOAN JETT/I Love Rock 'n' Roll>のギターリフを僕が弾いてコラボレーションし、『シングルカット出来ないのか?』と聞いているんですよ。


 

  そうですね。


(強烈に大爆笑)今で言ったら“ マッシュアップ ”ですね!!(しかも“アイ”しか合っていないじゃんか)


 

  志磨


そうですね。でもあんまり良い返事が返ってきてない状況ですねぇ。


 

  (昇天する位に大爆笑)そりゃあ、凄い大御所ですからねぇ〜!!


 

  志磨


そうなんですよぉ〜。


下手したら【 消されますからね 】、僕なんか。


『なめてんるんじゃないよ、若造が!』ってね。


 

  (消滅級大爆笑)ククク...名前からして凄い方ですからね!【かんむり】ですもんね。


 

  志磨


<B.B KING>みたいな感じですからね!!“ かんむり ”って繋がりで。


超格好良いんですけど。


 

  (リオのカーニバル級の拍手喝采大爆笑)ギャハハハハ...♪リスペクトですよね。


 

  志磨


リスペクトです。


 

  期待以上(異常)の返答頂き満足です(笑)。


次の質問は、毎回恒例になります。


<毛皮のマリーズ>の現在有る“ オリジナルナンバー ”しか演奏しない【 架空の2代目:毛皮のマリーズ 】メンバーを各パートで選出して下さい。


故人を入れても構いませんが、ジョーク無しの選出を希望します(笑)。


 

  志磨


うわぁ〜難しいなぁ...。でも楽しいですねぇ〜。


先ずは“ドラマー”から行きますか!


ドラムは...悩むけれども<THE WHO/Keith Moon>にしておきますか。


おっ決まった!


 

  ドタバタドラムが決まったら、リズム隊が浮かびましたか?


 

  志磨


ベーシストとして<矢沢永吉>!!


 

  来たぁー!!(笑)


 

  志磨


このセレクトは格好イイー♪久々にヘフナー(Violin Bass)を弾いてもらいましょう!!


<CAROL>時代を思い出して貰いましょう。ベース:永ちゃんです。


 

  (大笑)次はギターですか?


 

  志磨


取りあえず“ リードギター ”に<JOHNNY THUNDERS>は入れましょうか。僕は彼が大好きですから。


彼を入れるとなると“ リズムギター ”は、しっかりとした人を入れないとなぁ。


悩むなぁ〜...あっ少しマニアックになりますが<BOOKER T. & THE M.G.'s/Stephen Cropper>さんを入れましょう!!


これでバッチリとリズムを刻んでもらいましょう。ソウルの有名な方々のバック(演奏)は、彼が大体やっていますしね。


 

  じゃあ最後は“ヴォーカリスト”になりますね。


 

  志磨


ふぅ〜...(悩み顔)


じゃあ...うわぁ〜...難しいなぁ...(暫く沈黙)


 

  じゃあ、その間は僕が小話でもしてますね。


最近、僕は“トラブル”というか“色んな事”が沢山起こっていて、ドタバタして...って、志磨さん!!コーヒーゆっくり飲んでる時じゃないんですよ!!(大声)


 

  志磨


(一同爆笑)ドタバタしているんですね(爆笑)


 

  (笑)まぁ、そんな“ショートコント”で時間を作りつつ、浮かんできましたか?


 

  志磨


ハイハイ、じゃあ【2MC 】で良いですか?


 

  勿論どうぞ。


 

  志磨


“ ヴォーカル ”に<美輪明宏>で、“間の手”として<JAMES BROWN>というラインナップで。


 

  (もう恒例の大爆笑)むしろ<J.B>の方が【 サイド 】なんですね!(大笑)


 

  志磨


たまに『アイッ♪』(似てない物真似)とか言うだけです。


 

  (大笑)まぁ、彼は【 監督 】ですからね。こんな凄いメンツは仕切ってもらわないとですしね。


 

  志磨


そうそう!!こんだけの【 アクの強いメンツを纏める 】って意味合いも込めて【 ゲロッパ役 】で要りますね。


 

  濃いっすね。ギャラ以前に濃いね。


<美輪明宏>さんは、新宿で活躍した“ 若き時代の美輪さん ”ですか?


 

  志磨


そうですね、そうだったら“ 尚良し ”ですね。


 

  まぁ<毛皮のマリーズ>のファンの方は、今回挙がったミュージシャンのアルバムを聴いてみて下さい。『全く違うな!』って。


 

  志磨


『全然、関係無いな』って。


 

  取りあえず『みんなイッちゃってんな』って。


 

  志磨


真面目な人は<Stephen Cropper>だけですからね。


 

  逆に【 1番恐い 】ですけどね(笑)


 

  志磨


そうですね、怒ったら恐いですね(笑)


 

  それでは、これを読んでる方にメッセージを貰うのは<毛皮のマリーズ>らしくないし、飽きちゃったと思うので。


 

  志磨


有り難い。気を遣って頂いて(笑顔)


 

  是非、各雑誌/各ラジオをチェックして下さい。絶賛何処かで公開中!!だと思う(笑)


で、本日は“アーティスト側”から<リスナー/オーディエンス>に対する『?(何で)』と感じる事を、逆に質問をしてあげて下さい(笑)


 

  志磨


なるほどぉ。


どうもやっぱり【 類は友を呼ぶ 】というのか、“ 友達が少なそぉーな奴ばかり ”ライヴに来るんですよね(笑)


 

● (笑)【 幸が薄そうな人達 】ね!


 

  志磨


そうそう。僕達は集客として【 ねずみ算 】が出来ないんですよ。『友達連れて来い!』って言っても彼らには“ いない ”から。


 

● (大爆笑)最後までギリギリの内容トークで締めるんですね。


 

  志磨


だから『友達をつくりなさいよ!』『布教しなさいよ!』『もう少し元気に学生生活をエンジョイしなさいよ!』『僕らのライヴに来て下を向いている暇が有るんだったら部活でもしなさいよ/彼女でもつくりなさいよ!』と(笑)


 

● 『ポジティブに行こうよ』と。『隣に居る可愛い女の子に告白しようよ!』と(笑)


 

  志磨


好きじゃなくとも『好きって言ってみなさいよ!』と(笑)


 

● 手を握っては駄目だけど『 “好き”って言ってみなさいよ!』と(笑)


 

  志磨


逆に好きになるかも知れない。


 

● とにかく纏めると...(暫く考えた挙げ句)『そういう事ですね!』(大笑)


 

  志磨


(一同最大級の大爆笑)『そうですね!』纏めると『そうですね!』(大笑)


 

● カルトなファンの人達よ!“ねずみ算”から始めよう!!って事ですね(断言)


まぁ、普通のファンの方が沢山居るので、これ以上の暴走は2人とも止めましょうか(苦笑)


 

  志磨


言い過ぎました。言い過ぎましたね。『普通です。』


 

● (爆笑)“ライヴハウス”って、最近の観客のダイブの仕方とか出鱈目過ぎて、僕は怒る時も有るけど(笑)


基本的に【 自由になる為の空間 】だから、もっと時間一杯に楽しんで欲しいですよね。


例えばライヴ前のバンドが流している<BGM>に【 独りで激しくエアギター 】しているとかね(笑)


絶対にそんな奴がいたら、これから出るバンドの方が裾から喜んで見ていると思うよ。それこそ『其処はキミだけのステージに...』(笑)


 

  志磨


(笑)絶対にそうですね。そして“疑問”を思い出した!!時間が無いのかなぁ...。


我々もそうですが、演奏の前に“ セッティング ”って有るでしょ?まぁ僕はヴォーカリストだから格好つけてギリギリまで出ないけど。


でもギターとか演奏隊は自分で出ていってセッティングするのですが、お客さんが【 空気を読んで 】その時は騒がない。


その後に引っ込んで、演奏する時に出てきて『ギャア〜!!』って騒ぐの止めよ(笑)


 

● (笑うの苦痛に感じる程の大爆笑)優しさ、その“優しさ”ね!


 

  志磨


判る判る、でもそれ止めよ(笑顔)セッティングの時でも騒いで良いから。あれコッチが恥ずかしい。


 

● なら黒子スタッフが、“微妙な大きさの幕”を腕一杯に延ばして持って、セッティング時のメンバー必死に隠すのはどう。ウロウロと真剣に(笑)


 

  志磨


(笑)【 シルエット効果 】ね。


 

● 『だったら大きな幕でステージ隠せよ!!』ってさ(大笑)


 

  志磨


それ良いですね。期待を煽る感じで。


あと、さっきのメンバーはヴォーカルを2人変えて<ショーケン(萩原健一)>にします。良し!これで全て言い切ったぞ。


そうだった。<ショーケン>だな。


 

● 当時テレビ放送なのに、アドリブの歌詞を唄い始めた位にヤバい人だったもんね。


 

  志磨


格好良い!!


 

● これで正に【ハプニング・ロックンロールバンド】になりましたね。


今日は有り難うございました。


僕らもクラブイベント【 COLOUR SCENE 】を、今年で14年続けています。


 

  志磨


凄い、素晴らしい!!


 

● 新作の1曲目(ボニーとクライドは今夜も夢中)の様な“ 空間 ”を提供しているつもりなので、今年中に共演を希望します(笑)


 

  志磨


約束しましょう!!


 

● 是非、コレを読んでくれているみんなも<毛皮のマリーズ>のライヴかアルバム、順番はどちらからでも良いので体感して下さい。


それがロックンロールだと思います。


最後に今日のインタビューの感想を【 毒舌付き 】でお願い致します。


 

  志磨


えぇっと〜...何だろうなぁ〜。


今日した他のインタヴューは割と【 ソフトな方 】と喋ってきたので、自分のスイッチの切り替えが大変でしたね。


『あれ?コッチ側で良いんだ』って。帰る前にスイッチ変えてどうするんだ?っていうね(笑)


もう、時間が無いや(帰りの新幹線出発時間まであと15分しかない)


 

● それではとっとと帰ってもらいましょうか(笑顔)


今日は本当に有難うございました。楽しかったです!!


 

  志磨


こちらこそ有難うございました!!


 

<あとがき>


今、振り返っても最高の時間だったと思う。


この表現は正しい表現か分からないけど、志磨さんはラジオ/インタビューを【 宣伝の場 】としてでは無く、【 ただ今いるその場所で楽しい時間を過ごす為 】にしか無いんだと思う。


ラジオはラジオ、インタビューはインタビュー、そして音楽は音楽だと。多分、曲を流したり宣伝が無くても、彼は気にしないんじゃないかなぁ〜(笑)


笑顔が自分と相手に有るかどうか?だけなのかな。


今の時代だからこそ、志磨さんの楽しみ方は異質に映るんだと思う。そう見える人達は、もしかしたら損しているのかも知れないよ。


良い曲だったと言うよりも、良い時間だったと言えるバンドに逢えて良かったです。敢えて言えるなら【 21世紀だからこその“ 見本の無い音楽 ” 】って事です。


 









 



 

 
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